ランキングベスト10
絵本の歴代ベストセラーは次のようになっているよ。ベスト10をご紹介!
順位 |
絵本 |
作者 |
出版社 |
出版年 |
発行部数 |
---|---|---|---|---|---|
1位 |
いないいないばあ |
作: |
童心社 | 1967年 |
569万部 |
2位 |
ぐりとぐら |
作: |
福音館書店 | 1967年 |
472万部 |
3位 |
はらぺこあおむし |
作・絵: |
偕成社 | 1976年 |
368万部 |
4位 |
てぶくろ |
※ウクライナ民話 |
福音館書店 | 1965年 |
300万部 |
5位 |
おおきなかぶ |
※:ロシア民話 |
福音館書店 | 1966年 |
278万部 |
6位 |
ぐりとぐらのおきゃくさま |
作: |
福音館書店 | 1967年 |
269万部 |
7位 |
ねないこだれだ |
作・絵: |
福音館書店 | 1969年 |
268万部 |
8位 |
しろくまちゃんのほっとけーき |
作・絵: |
こぐま社 | 1972年 |
267万部 |
9位 |
三びきのやぎのがらがらどん |
※ノルウェー民話 |
福音館書店 | 1965年 |
252万部 |
10位 |
しろいうさぎとくろいうさぎ |
作・絵: |
福音館書店 | 1965年 |
245万部 |
絵本のすごいところ
1位の「いないいないばあ」の発行部数は、なんと569万部。
書籍で100万部超えるって、相当スゴイことだと思うけど
10位までに入っている絵本は全て200万部以上!
200万部以上の発行部数の絵本は20作品以上。
100万部以上の発行部数の絵本は100冊以上もあるんだ。
ちなみに10位以内に入っていない200万部以上の絵本には
五味太郎さんの「きんぎょがにげた」
佐野洋子さんの「100万かい生きたねこ」
まついのりこさんの「じゃあじゃあびりびり」や
ノンタンシリーズ、ウォーリーシリーズなどが入っているよ。
10位までに入っている絵本は、今でも売上ランキングなどで
上位に入る絵本だけど出版年に注目してほしい。
1960年代のものが多いでしょ。
つまり、ずっと長い間読まれ続けているということなんだよね。
これが絵本のすごいところ。本当に良い絵本というのは
読まれ続けるんだ。
お父さんやお母さんが読んだ絵本が、その子どもが読んでいたり
また、その子どもが読んでいたりする。
世代を超えて愛され続ける絵本というのは、なんというかロマンを
感じるな〜と思うわけです。