「ドラえもん」に学ぶお話づくりの構成
ここでは、繰り返しの法則と神話の法則以外の方法で
たくさんの内容のお話を作る方法を紹介するよ!
ちなみに繰り返しの法則と神話の法則はこちら
→ 絵本ストーリーの作り方・書き方事例
お話の内容を1つ作っても次がなかなか思いつかない・・・
これは僕が経験したことなんだけどね。
マンガ家とかってすごいな〜って思うんだよね。
週刊誌なら、毎週お話を作るわけだから。
特に1話完結タイプのマンガは色々とお話を考える必要が
あるからね。
でも、ここにヒントがあるんじゃないかなって思うんだ。
たくさんのお話を作る方法がね。
そこで参考になるのが
みんな大好き「ドラえもん」だ!
「ドラえもん」の話の作り方を参考にすればたくさんの
お話をつくれるんじゃないかなって思うんだ。
ドラえもんのお話の構成を少し分解してみると
多くが次のような感じ。
1.のび太がジャイアンやスネ夫にいじめられる2.のび太がドラえもんに泣きつく「ドラえも〜ん」って。3.ドラえもんが秘密道具を出す。ジャジャジャーン4.のび太が秘密道具を使ってジャイアンやスネ夫にやり返す5.調子に乗っていたずらに使う6.調子に乗り過ぎて最後にのび太が痛い目に合う
ドラえもんにはたくさんのお話があるけど、けっこうこういう
パターンが多いと思うんだよね。
要は、たくさんのお話を作るには、お決まりのパターンを作る
ということがポイントだと思うんだよね。
お話を量産するためのテーマ設定
「ドラえもん」にたくさんのお話があるというのは、それだけ
秘密道具がたくさんあるということ。
秘密道具を10個考えると10のお話ができる。
秘密道具を100個考えると100のお話ができる。
これがたくさんのお話を作るためのもう1つのポイント。
秘密道具というものをテーマにして話をつくるとドラえもんの
パクリになってしまうから、別のものをテーマにする必要があるよね。
例えばテーマを「妖精」とかに設定してみて、
知恵の妖精とか、スピードの妖精とか、時間を止める妖精とか
色々な妖精を登場させるというのはどうだろう。
話しのパターンとして
1.何をやってもダメな子どもがいる。2.そんな子どもの前に色々な妖精を紹介できる妖精が現れる。3.その妖精が、その時々に子どもにとって必要な妖精を紹介する。 (例えば勉強のお話なら知恵の妖精が出てくるみたいな感じ。)4.子どもが妖精の力を借りながらできないことに取組んでいく。5.最終的には自分の力で出来るようになる。
こういうお話のパターンを作っておいて、色々な妖精を登場させる。
妖精の数だけお話ができるというわけ。
最近、僕もこのパターンで色々とお話を作っているところなんだ。
このパターンは最初にお話の構成パターンと何をテーマにするかを
考えるのに時間がかかるけど
その後は、毎回ゼロからお話を考えるわけではないので
比較的簡単にお話を作れるようになるよ!
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