絵本りんごかもしれない(ブロンズ新社)は面白いかもしれない

絵本りんごかもしれない(ブロンズ新社)は面白いかもしれない

絵本りんごかもしれない(ブロンズ新社)は面白いかもしれない

 

 

王様のブランチを観ていたらある絵本が紹介されていた。
りんごかもしれない(ブロンズ新社)という絵本だ。

 

イラストレーターのヨシタケシンスケさんという方が描いた
最初の絵本みたい。

 

こちらは2013年MOE絵本屋さん大賞で1位をとった作品。

 

その他にも産経児童出版文化賞の美術賞をとったり
リブロ絵本大賞でも2位をとっている!

 

行列のできる法律相談所でも世界の渡部が、この絵本を紹介
していたらしい。

 

テレビを観ていて絵の雰囲気が僕好みだったこともあり
気になったので本屋さんの絵本コーナーへ。

 

軽く立ち読みだけしようかなと思ったんだけど・・・
買ってしまいました。衝撃的だったので。

 

なばたとしたかさんの「こびとづかん」
シゲタサヤカさんの「まないたにりょうりをあげないこと」
に続き、僕の中ではけっこう衝撃を受けた作品。

 

なんというか僕が持っていた絵本の概念が壊れたというか。
こういうアプローチで作品も作るのもありなんだな〜と。

 

自分の思考が固まっていたことに気付かされたんだ。
発想がある範囲の中で止まっていたというか。
それじゃあ面白いものは作れないと反省しました。

 

この絵本は、どんな絵本かというと
テーブルの上にりんごがあって
それを観た男の子が色々な発想というか妄想をしていく。

 

え〜りんご1つでそんなことまで考える!?みたいな
展開に(笑)

 

 

 

どこまで行くんだ〜
次はどんな事を考えるんだ!?

 

ページをめくるのがワクワクしてしまう
とても楽しい絵本だ。これはヤバい!

 

面白いかもしれないというか、相当面白い。
久々に刺激的な絵本に出会ったぜ〜!って感じです。

 

何でもそうだけど真実は1つでも解釈の仕方って無限
なわけだよね。

 

人は成長するにつれて色々な経験をするから
なんとなく経験から予想ができて、固定概念みたいな
ものをつくりがち。

 

そうすると常識的なものしかできなくなって
新しいものとか、面白いものって生まれにくくなっちゃう
と思うんだよね。

 

1つのことを見て色々な角度から考えることを意識するのは
仕事でもそうだし、絵本なんかの作品作りなんかでもとても
重要なことだよね。

 

昔、自分が子どもだった頃って色んな事考えてたなって
思う。知識が無かったから色々と想像していたんだよね。

 

でも大人になっていくと知識は増えるけど、それと反比例
して想像することが徐々に減ってくる気もする。

 

りんごかもしれない。
りんごに見えるけど実はりんごじゃないかもしれない。

 

 

りんごかもしれない

 

この絵本は子どもも楽しめるけど大人もかなり楽しめる
と思うよ!