野蛮?ドッジボールは禁止にするくらい危険性があるのかな?

野蛮?ドッジボールは禁止にするくらい危険性があるのかな?

野蛮?ドッジボールは禁止にするくらい危険性があるのかな?

 

 

先日、ネットをみていたら、あるコラムニストのドッジボール批判に
関する記事を目にした。

 

どいうことかというと

 

ドッジボールはバスケとかサッカーとかと違って、ボールを直接
相手に向って投げてぶつける野蛮な競技で攻撃性を伴うものだから
体育では強制参加を禁止して、選択制にしてみてはどうかというような
ことを言っているものだった。

 

運動能力や体格差の影響がもろに出るから、運動が得意でなかったり
身体が小さい子どもにとってはドッジボールが精神的な負担に成りうる。
悪意がある子どもがいる場合、弱い者を狙ってぶつけるということに
なるとトラウマになっちゃう子どもも出てきてしまうと。

 

禁止にすることで心身の外傷を防げるということが書かれていました。

 

この話には少し分かる部分もあるけど、どちらかというと僕は違う
考え方かな。

 

僕が子どもの頃は、休み時間になると外に出て、みんなでワイワイと
ドッジボールをやっていたよ。

 

もちろん相手にぶつけるから痛い思いをしたりケガをしたりする
こともある。ボールぶつけられたら痛いからね。

 

ただ、どんなサッカーでも野球でもどんな協議でもケガをする
可能性はあるわけだ。

 

ドッジボールは多くぶつけるほうが勝ちだから、当てやすい人狙う
傾向がある。だからと言って悪意を持ってぶつけたりすることって
あるのかな?

 

ないとは言い切れないけど体育でドッジボールをやっている分には
先生も見ているわけだし、そこでイジメみたいなことにはならない
かなって思うんだよね。

 

体育でのドッジボールを禁止することで逆の危険性ってないのかなと
思うんだ。

 

逆の危険性ってのは、過保護にしすぎて、ちょっとでも危険と思う
ものから遠ざけてしまうほうが危険なんじゃないの?ってこと。

 

危険ってのは、いくつかの種類に分けられると思うんだ。

 

1つは大きな事故とかにつながってしまうようなもの。
もう1つは危険を回避する能力を育むもの。

 

もちろん大きな事故とかにつながってしまうものは避けるべきだ。
でも、危険を回避する能力を育むためのものは体験するのも必要
じゃないかな。

 

ちょっとでも危険なものと思うものから遠ざけてばかりいると
貧弱な子どもになっちゃう危険性がある。

 

ドッジボールは、危険を回避する能力を育むほうだと思う。

 

ドッジボールが不得意な子どもでぶつけられるのが嫌なら
ぶつけられないように、よけ方とかも考えるわけだ。

 

悪意を持って特定の子どもを狙ってぶつけるというのは、
そんなことないよ!って言いたいところだけど、そうとは
言い切れない。

 

ただ体育の中で狙ってぶつけられても一回ぶつけれたら
終わりだ。イジメみたいなものを防ぐということを考えるなら
ドッジボールの禁止じゃなくて、もっと別のところで対策を
考える必要がある。

 

ということで、ちょっとしたことですぐに危険だ!って考える
傾向があるような気がするけど、それをやりすぎるといざって
時に危険から回避する能力が育たないな〜って思っちゃうんだよね。