つまらないけど面白い！？「つまんないつまんない」の内容と感想

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ヨシタケシンスケさんの絵本。2017年の
MOE絵本大賞第3位の作品だよ。

この絵本の内容はこんな感じ。

「つまんない、つまんない～」とやることが
なくて退屈をしている男の子。

つまらなすぎて、「つまらない」ってどういう
ことなのかを考えだすよ。

どういう状態がつまらないのか。

・ずっと同じ状態がつまらない？
・自分に関係ないことはつまらない？
・思い通りにならないことはつまらない？

つまらない遊園地ってどんな遊園地か
なんてことも考え始めるよ。

この男の子が考えるつまらない遊園地が
ちょっと面白い！こんなつまらない遊園地が
あったら逆に言ってみたいかも（笑）

さらに
・つまらないって言葉を考えた人は誰？
・つまらない人が300人集まるとどうなる？
・何歳が一番つまらない？
つまらないことについて色々と考える男の子。

最後に男の子のお父さんが「つまらない」
ということについて、なかなかいいことを
言うのだけど、それに対する男の子の
反応が笑えるよ。

イラストは可愛いけど、ほのぼのと笑える
絵本だけど、なかなか哲学的な絵本な気が
するんだよね。

自分でも、つまらないってどんな状態
なんだろう？って考えてみた。

することがなくてボーっとしている状態。

これは僕の中では贅沢な時間だな～
ボーっとするのは脳を休めたりするのにも
重要だしね。

思い通りにならない状態。

つまらなく感じるかもしれないけど
思い通りにできるように努力して思い通りに
できるようになったら、それは嬉しいよね。

くだらないことに時間を費やされる状態。

これはつまらない。いや、つまらないっていうか
それを通り越して苦痛！

シーンとなっちゃうダジャレとか？
あっ、これはつまらないになるかも！

でも、つまらないって考えてみると難しい・・・
どういう状態がつまらないかってズバッと定義
するのが難しい。

つまらないというのは、人によって違うもの
かもしれないし。

この絵本を読んで、初めてつまらないについて
真剣に考えてしまった。なんか新鮮な感じだな。

この絵本の僕の個人的な評価はこんな感じ～
それぞれの項目は5段階評価ね。

小さい子どもの場合、楽しんでいるけど
少し難しいところがあるかな。
4歳以上くらいに読んでほしいかな。