5歳児・6歳児にはどんな絵本を選べばいいのか
5歳児・6歳児になると色々な絵本を読めるようになる
絵本のベテランだ!
お話の内容もしっかりと理解できるようになるし、絵本に
出てくる登場人物に感情移入ができたりするようになるから
色々なストーリーの絵本を読んでもらいたいね。
楽しい感じの内容の絵本も、もちろんいいと思うんだけど
ココで紹介する5歳児、6歳児に読んで欲しいなと思う絵本は
メッセージ性のある絵本。
メッセージ性のある絵本とは、
例えば絵本の内容から「友達は大切」とか「頑張ることは大事」
とか、そういうことを感じられる絵本のことね。
メッセージ性のある絵本からは、色々なことを学べたり、感じたり
考えるきっかけになったりするので、5歳児、6歳児には、そういう
絵本を選ぶのもいいと思うよ。
絵本を通して色々と考えたりすることで、普段の生活の中でも
役に立つことって色々とあるからね。
では、僕が個人的に5歳児、6歳児におすすめだと思う絵本を
紹介していくよ!
ふしぎなガーデン 知りたがりやの少年と庭
絵本 | ふしぎなガーデン―知りたがりやの少年と庭 |
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著者 | ピーター・ブラウン |
出版社 | ブロンズ新社 |
出版年 | 2010年 |
この絵本は、優しい雰囲気の絵が好きだったので、読んでみたんだけど
ストーリーも、かなり素敵な感じだよ!
このお話はニューヨークのマンハッタンにあるハイラインパークという
高架鉄道で起こった出来事がモデルになっているお話みたいなんだ。
使われなくなった高架鉄道を発見した少年のリアーム。
そこには、枯れそうな草木や花。リアームは、雨の日も、風の日も
せっせと草木や花の世話をしていくよ。
リアームの活動をみて多くの人が参加するようになり
すると・・・
この絵本から僕が感じたことは
最終的には素敵なエンディングを迎えるお話なんだけど重要なのは
リアームという少年の草木の世話をするという小さな最初の一歩が
あったということ。
この最初の活動がなければ素敵なエンディングにつながらないわけ
だからね。
そして、もう1つのポイントは、草木の世話をするという活動を
継続していたということなんだと思うんだ。
僕はこの絵本から小さな一歩が大切なことと、それを続けることが
重要だというメッセージを感じたよ。
良い結果につなげるために必要なことが何かという参考になるかもね。
ふたりのサンドウィッチ
絵本 | ふたりのサンドウィッチ |
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著者 | ラーニア・アル・アブドッラー |
出版社 | TOブックス |
出版年 | 2010年 |
リリーとサルマという仲良しの女の子が、お互いのサンドイッチが
きっかけとなってケンカをしてしまうお話。
ヨルダンの王妃の実話に基づいたお話なんだ。
リリーはピーナツバターのサンドイッチを食べていて、マルサは
フムスのサンドイッチを食べていたんだけど、お互いにそれぞれの
サンドイッチを気持ち悪いと思っていたんだ。
(ちなみにフムスとは中東の伝統の豆料理のこと。)
それがきっかけとなって二人はケンカをしてしまう・・・
この絵本から僕が感じたことは
文化の違いとか、考え方の違いとか人それぞれにあるわけだよね。
当たり前だけど、自分とは違う考え方とかの人ってたくさんいる。
自分と違うからといって、それが悪いっていうことにはならないよね。
自分と違う文化、違う考え方がいるのは当たり前のことなんだ。
それを知っているということが重要だと思うんだ。
僕はこの絵本から自分とは違う立場の人のことを知ろうとすることや
理解しようとすることが重要というメッセージを感じたよ。
日常の友達関係を構築していくということでも参考になるかもね。