どうしても絵本のストーリーが思いつかない時
絵本のストーリーがどうしても思いつかない・・・
そんな時の方法の1つとして、こんなのはどうだろう?
昔話やおとぎ話のパロディを作ってみる!
例えば、桃太郎だったら、桃太郎のおともをした
犬の目線でお話を作ってみるとか、敵の鬼の目線で
お話を作ってみるとか。
または、桃太郎のお話のその後を作ってみるとか
色々とパターンはあるよね。
ということで、桃太郎のお話でパロディを作ってみたよ!
主役は鬼。鬼目線で見た桃太郎だ〜
桃太郎のパロディ・鬼次郎
01
むかしむかし、鬼の男の子、鬼次郎は鬼が島で楽しく暮らしていました。
鬼たちは臆病だったので、人間に見つからないように注意をしていたのです。
02
ある日、鬼次郎の友達はうっかりと人間の住む村に入ってしまいました。
人間たちに見つかり捕まってしまい鬼たちはいじめられたのです。
03
鬼次郎は、友達を助けに行きました。
ケンカは得意ではなかったので、金棒を振り回して、人間をびっくりさせその隙に仲間を助けたのです。
04
鬼次郎たちはなんとか鬼が島に戻ることができましたが人間の住む村では鬼たちが暴れまわっていたと噂が広まっていたのです・・・
05
鬼次郎たちは楽しく暮らしていたのですが桃太郎という青年が犬、猿、キジをつれて鬼が島に降り立ったのです。
06
鬼次郎たちは、何だろう??とびっくりしていました。
すると、桃太郎たちはいきなり鬼を退治すると言い始めたのです。
07
えっ!?何で〜!!と鬼次郎たちは困ってしまい事情を聞こうとしたのですが、桃太郎たちはあっという間に鬼たちをボコボコにしてしまったのです。
08
鬼次郎は桃太郎に聞きました。なぜ、僕たちをいじめるのかと。
桃太郎は答えました。鬼が人間の住む村で暴れまわっていたからだと。
09
鬼次郎は、友達が人間に捕まったこと。
人間が友達の鬼をいじめたこと。
友達を助けるのに人間をびっくりさせるために金棒を振り回したことを説明しました。
10
それを聞いた桃太郎は鬼たちに謝りました。
そして、事情もあまり分からず鬼たちを勝手に悪者と決めつけた自分を恥ずかしく思いました。
11
その後、鬼次郎と桃太郎は仲良くなり、鬼ちゃん、桃ちゃんと呼び合う仲になったのです。
鬼は人間の村にも住むようになり、人間も鬼もみんなで楽しく暮らしました。
なんて話はどうかな?
桃太郎を基にして鬼目線でお話を書いてみたよ。
桃太郎は正義、鬼は悪って考えがちだけど
そうじゃないパターンってのも面白くない?
立ち位置が変わると、どっちが善い、どっちが悪いってのも
変わるわけだからね。
こんな感じで作ると色々できちゃうよね。