自分のことが嫌いなさかなくんの願い事
01
さかなくんは地味で、なんのとりえもない自分が嫌いだった。
02
ある日、友達のひとでくんから願いを叶えてくれる神さまの話を聞いた。
さかなくんは神さまに会いにいくことにした。
03
さかなくんは、かっこよくなりたいな〜と考えた。
そこで、神さまにおしゃれになるように頼んでみた
04
神さま願いを叶えてあげた。そして、言った。
願いは3つまで叶えることができるよ。
残りの願いはあと2つだよ。
05
さかなくんおしゃれになった。けど・・・
チャラチャラしてると他の魚からいじめられた。
06
さかなくん、おしゃれは向いていないと思った。
次に、何か特技を持ちたいな〜と考えた。
そこで、神さまに空が飛べるようになりたいと頼んでみた。
07
神さま願いを叶えてあげた。そして、言った。
残りの願いはあと1つだよ。
08
さかなくん飛べるようになった。けど・・・
鳥に追いかけられて食べられそうになった。
09
さかなくん、そらを飛ぶのは向いていないと思った。
次に、かしこくなりたいな〜と考えた。
そこで、神さまに頭が良くなるように頼んでみた。
10
神さま願いを叶えてあげた。そして、言った。
これが最後の願いだよ。
11
さかなくん、頭が良くなった。けど・・・
地味でとりえもないけど、とても楽しく暮らしていたこと思い出す。
そして、色々考えすぎて気分が悪くなってきた。
12
さかなくん、頭が良いのは向いていないと思った。
やっぱりもとの自分が一番いいと考えた。
でも、願いはもう叶えられない。さかなくん泣いていた。
すると・・・
13
神さま、さかなくんのところにやって来た。
うっかり者の神さま言った。
間違った、願いは4つまでだった。
14
さかなくんはもとにもどしてほしいと頼んでみた。
神さま願いを叶えてあげた。
15
さかなくん、地味でとりえもないけど、そんな自分もけっこう好きなことに気づいた。
その後は仲間と楽しく暮らした。
おしまい☆